『共通投票所』について知っていますか?

2016年5月上旬に『共通投票所(制度)』などを盛り込んだ、改正公職選挙法が可決成立しました。
『共通投票所』について、「内容も言葉もよく知っている」で1割強、「内容は知らないが、言葉は聞いたことがある」で3割弱にとどまっています。
『共通投票所』に対する生活者の認知・理解をファネル化(割合は全回答者数に基づく)すると、【言葉の認知】で4割弱、【内容の理解】で1割強。「共通投票所」について、まだあまり言葉や内容は浸透していないと考えられます。

「共通投票所」は、投票率の向上に有効

駅やショッピングセンター等に『共通投票所』が設置された場合の投票頻度について聞いたところ、全体の3割強が「今より増える」と回答しており、投票率向上に期待が持てます。
「どんな場所(店・施設など)にあったらいいと思いますか?」と自由記述で聞いたところ、「コンビニ」「ショッピングセンター・ショッピングモール等の複合商業施設」「スーパー」「駅」等が挙がりました。

「共通投票所」の設置は、認知度・理解度の向上や設置場所の検討等、まだ課題はあるものの、投票率の向上・維持に有効だと考えられます。

※今回の集計結果については、新潟県の人口構成比(2016年4月1日現在)を反映するために、性・年齢で重み付けをしています(ウエイトバック集計)。回答比率及び回答件数はウエイトバック集計後の数値です。n値と各選択肢の回答件数の合計は、小数点以下を四捨五入した集計結果のため、一致しない場合があります。

調査期間 2016/4/28~4/30
調査対象、回答数 新潟県内在住の20~71歳の男女1,709名
回答者属性
(性別)
男性 = 861人
女性 = 848人
回答者属性
(年代別)
20代以下 = 222人
30代 = 301人
40代 = 358人
50代 = 338人
60代以上=490人